AOM-5024L-HD-Rは3線改造可能だった

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低コストな高音質マイクをつくろう

バラ売りカプセルのTier1襲来

AOM-5024は、一般向けにバラ売りされているマイクカプセルの中では最高音質のものだ。
https://www.marutsu.co.jp/RatedList.jsp?goodsClassCode1=15&goodsClassCode2=0062&goodsClassCode3=0005&ids=0&resultsMaxShowLine=100&resultsShowPageNumber=1&resultsSortColumn=ratedValue8%3ADESC&rohs=0&sdg=0&shopNo=3

以前(2年半も前!?)にファーストインプレッション記事を書いたのだが、この時は3線式改造ができないものだと思われていた。
https://drroot.page/wp/?p=119

3線式改造というのは、エレクトレットコンデンサマイク(以下ECM)の内蔵FETが通常ソース接地回路になっているのを、ソースフォロアに改造して歪み率や最大入力レベルを改善する改造だ。
細かい話はShinさんの~というブログの記事を参照すると良い。
https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-11840658464.html

ところがこの記事にコメントをくださった謎の人物がおり、海外のフォーラムでこのマイクを分解している画像へのリンクをいただいた。感謝。
https://imgur.com/t/microphone/sEYEgP3

この画像はマイク本体を引っ剥がした裏面の回路まで載っており、何故3線改造が上手く行かなかったか、どうすれば出来るのかが分かる代物だった。

やってみよう


マイクカプセルの裏側をよーーーく見ると、個体にもよるんだがGND端子のすぐ上あたりに2つのスルーホールが見える場合がある(以下乳首)。
この2つを周囲のランドから切り離す事で、ソースとGNDを分離することができる。
乳首は上記画像の赤丸で囲った部分がそうなのだが、カプセルによっては透けて見える場合とそうでない場合があるので基本は決め打ちになる。
ソース端子を真上の空間ごとごそっと切り出す感じでランドを削ればうまくいくぞ。

ソース端子を削り出したところ。GNDははんだ付けする場所がないので、「+」とかかれているあたりをこれから削り出す。

GNDの削り出しまで行ったあと、配線したところ。そこそこのサイズなので、EM158とかとくらべりゃ遥かに作業しやすい。

実際どうなん?

ブレッドボードで組んだ感じは文句なしに過去最高のノイズ性能で、良質なファンタム電源があればバイノーラル音声作品とかにも耐えうる性能を確信している。
そもそもデータシート上でSN比80dBなので、Free Space(通称白耳)と同じ性能を持っている事はたしかなわけだ。
今の所あれこれ回路を組んでる状態なので、ちゃんとモノを作って上げるのは後日になる予定。

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